『燃えろ!!ロボコン』の最終回に遊佐さんほか、声優さんが顔出しで出演している。
遊佐さんが声の担当をしているのは、「ロボモグ」というお料理が得意なロボット。
金色のたまご型の体型に、コックさん、今風に言えばシェフの帽子が目印。
Contents
最終回
『燃えろ!!ロボコン』の最終回は第51回「オイラ街の人気者!」。(2001年1月23日放送)
あらすじ
パパとママは、大福のあんがこしあんかつぶあんか、というささいなことからケンカになる。
ロボコンは仲裁に入るが、「どっちの味方だ?」と言われ、さらには、日常的に失敗が多い事から「恨みでもあるのか? 不満があるならこの家を出て行け」とまで言われる。売り言葉に買い言葉となり、ロボコンは栗原家を出る。
街を出たロボコン
道端で、ロボコンが何かを書いている。その周りで心配そうにのぞき込む他のロボットたち。
ロボモグ「喧嘩して飛び出してきたそうだ」
ロボコン「おいらが悪いんじゃないよ!」
ロボコンは追い出された栗原家を見返すため、お手伝いロボットとしてやっていくという。報酬は乾電池5本。ロボコンはさっきまで書いていた「何でも屋」というタスキを肩に掛け、街へ出て行く。
ロボコンの何でも屋
何でも屋を開業したロボコンのもとに、ネズミ退治、庭の穴掘り、神社での記念撮影などなど様々な依頼が来る。
さらに街の皆さんが「あ! いたいた!」とロボコンを目指して殺到する。
あっ! ここに遊佐さんぽい人発見!
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↓『燃えろ!!ロボコン』エピソード51「オイラ街の人気者」より引用。
街の皆さんは、ロボコンを取り囲み口々に勝手なことを言う。
「うちの娘の成績を上げてくれ!」
「家のトイレが詰まっちゃったんだよ!」←これ、多分遊佐さん。んふふ。
ロボコンはうれしい悲鳴を上げる。
一方栗原家では
ロボコンにつらく当たった事を反省している栗原家では、何でも屋のロボコンに窓清掃を依頼し、栗原家に来てもらう。
ロボコンに帰って来てもらうように話してみるが、パパとロボコンの意地の張り合いからまたしてもムードは険悪になり、ロボコンは出ていってしまう。
何でも屋の顛末
ロボコンに依頼した人たちが再びやって来て、ロボコンが行った仕事にクレームを言い始める。そこへまた街の人たちが「いたよ!」とロボコンに殺到する。はい、ここで遊佐さんらしき人、ふたたび登場。むふふふふふ。
ロボコンヘコむ
栗原家に戻れず、街での仕事も失敗ばかり。意気消沈したロボコンは遠い街に行くとロビーナちゃんに告げる。年少のジュンは「ロボコンを雇って家にいてもらう」と、報酬の乾電池5本を持って家を出る。が、ロボコンが街を出たと知り、探すために見知らぬトラックの荷台に乗り込む。そのトラックは出発し、ジュンはロボコンを探す。けれどもロボコンは見つからない。
一方、ロボコンは「ロビーナちゃんのいない街なんか行ってもつまらない」と帰って来ていた。
ジュンが行方不明になったことを知り、ロボコンはあちこち探し回る。途中、仲間のロボットたちに出会ったり、敵キャラに邪魔をされたりするが、ロボピー(CV潘恵子)の助けで難を逃れる。
再会
ロボコンを探してるジュンは、ある海のある街でトラックを降り、ロボコンを探し始める。しかしどこにもロボコンはいない。一方ロボコンも必死にジュンを探す。
ジュンとロボコンは、夜になるまでお互いに探しまわり疲労困憊になる。だがついに再会を果たす。バッテリー切れを起こしたロボコンに、ジュンは持っていた乾電池でエネルギーをチャージする。
ロボコンはジュンと共に栗原家に戻ってくる。ロボコンもパパも「意地を張っていた」と互いに自らの非を認めて謝り、大団円となる。
雑感
やっと見た『燃えろ!! ロボコン』の最終回。遊佐さんがどんな形で出演していたのかとても知りたかったんだけど、なるほど! おそらく他の街のみなさんも声優さんなのだろうけど、どなたも識別できない。なんと遊佐さんでさえ、自信がない。
ロボモグ初登場回は、今の遊佐さんの役作りとの違いが顕著でとても面白かった。一方、最終回は外見的な違いが印象的だった。Amazonビデオの一覧によれば最終回の放送日は2001年1月23日。今が2017年だから17年前になる。
今の遊佐さんのイメージは、実は筆者はあんまりちゃんと本人の姿を見たことがないんだけれども、ざっくり言うとブランド好きで高級志向でアクセサリーじゃらじゃら。(←個人のイメージです)当時は、もし筆者のカンが当たっていて、あの方がかつての遊佐さんだとすれば、今とは対照的にとても誠実そうな好青年。過去と現在でイメージがものすごく乖離している。なのに髪型だけがほぼ同じ、なのが面白い。
さて、『燃えろ!!ロボコン』のエンドクレジットを見ていて驚いたのは、リュウタロスのスーツアクターのおぐらとしひろさん(当時は小倉敏博名義)が出演されていること。リュウちゃんの動きの原点はロボケロ(CV阪口大助)? ちなみにウラちゃんのスーツアクターは(大岩)永徳さん。のちのリュウちゃんとウラちゃんがここで既に共演しているとは! これは運命か必然か。
それに、遊佐さんと東映とのつながりがこれほど以前からあったということも、過去が現在につながっているという点で、うーん実に興味深い……。